辛くても明るくふるまう、本心を隠す、人にどう思われるか気になる、依存
内心は不安や心配事がいっぱいなのに、それを周囲には気付かれまいとして、明るく振る舞ったり、平静を装ったりします。問題と向き合おうとしないために、1人を避けてパーティーなど仲間がいる場所に行ったり、アルコールや薬物に頼ったりすることもあります。アグリモニーを飲むと、明るく振る舞わなくても、安定した気分になって内面の力強さを取り戻すことができます。
☆人にどう思われるか気になる人に。
☆不安やさみしさ、悲しみなど辛い気持ちに耐えられず、さまざまな依存(ギャンブル、お酒、ゲーム、インターネット、薬物、仕事 etc)により、気持ちを麻痺させたり抑圧したりしがちな人にも。
●こんなときに・状況が大変であればあるほど陽気に振る舞ってしまう
・本当はそうでなくても、「元気だよ」とか、「大丈夫、うまくいっている」などと言ってしまう
・自分の悩みを友人や家族になかなか打ち明けられない
・自分の感情にフタをして何も問題がないかのように装ってしまう
・外面がよいと言われることがある
・体の痛みや不快感を表に出さずに耐えているときがある
バッチ博士の説明(『12ヒーラーズとその他のレメディー』より) 平和を愛し、陽気で楽しく、ユーモアのある人、言い争いや不和に気がめいってしまうので、それを避けるためなら多くをあきらめようとする人に。いつも悩みを抱え、心配で落ち着かず、精神的あるいは肉体的に苦しんでいるのですが、冗談を言っては悩みをユーモアの影に隠しています。そのため、周囲の人には、とてもつき合いやすい友人だと思われています。自分を奮い立たせ、明るく元気に苦痛に耐えていけるよう、アルコールや薬物を過剰にとることがよくあります。 |
飲んだ後の変化 (バランスのとれた状態)
無理をして明るく振る舞ったり、平静を装うのではなく、リラックスした自然体でいられることが多くなります。また感情を解放しやすくなるので、自分の苦しみを信頼できる人に話すなど、心をオープンにすることもできるようになり、心から喜びと幸せを感じられるようになります。自分の本当の感情、影の部分を受け入れられるようになり、問題を成長の糧にそれを乗り越えられるようになってきます。人との関係も今まで以上に楽しく、深いものになるでしょう。
他のフラワーエッセンスとの比較
●自分を抑えて人に合わせることが多く、自己主張をあまりしない → セントーリー
●もうやめようと思っていることも、自制心が効かずにやめられない → チェリープラム
●現実から逃避して空想や夢の世界に浸りがち → クレマチス
●信頼に応えようと、大変な状況でも辛さを見せずに頑張り続ける → オーク
●プライベートなことに触れられたくないため感情を見せない → ウォーターバイオレット |
参考資料
「バッチフラワーBOOK」、「バッチの花療法」、「バッチフラワーエッセンス事典」、「エドワード・バッチ著作集」